私たちが基礎化粧品のベース素材として注目している海洋深層水というお水。
っていうか、
そもそも、海洋深層水 ってなんですか? って感じですよね。
普通に生活していたら、おそらく使わない言葉ですし、夏の海でバカンスを楽しんでいる時も、海沿いをドライブしている時も、「あの海の深いところに海洋深層水が有るんだ」なんて思わないですもんね。
通常、水深200m以上の深海にある海水を海洋深層水と呼んでいます。
室戸岬の海洋深層水は太平洋北部のアラスカ付近から深海層へ潜り込み、水深約1000メートルの太平洋の深海を流れて日本の近くの海までやってくるんです!
深海ってどんなところ?│深海の海水「海洋深層水」は天然ミネラルがとっても豊富!
さて、深海とはいったいどういう世界なのでしょうか?
200メートル以上の海中にはもちろん、1000メートルの深海ですから、太陽の光は全く届きません。
真っ暗闇です。
真っ暗闇ですから、海中の植物プランクトンなどは光合成が出来ないんです。すると、植物プランクトンの栄養素であるミネラル(無機塩類)が消費されず、ミネラル分が豊富に含まれる海水が生まれます。
そうなんです!
太陽の光が全く届かない深海をゆっくりと流れている海洋深層水には、天然のミネラル成分がたっぷりと含まれていて、室戸岬の海面に近い海水と比べると、低くても10倍、髙いと30倍もの濃度の栄養素(ミネラル)が確認されているんです。
お肌の栄養である天然ミネラル成分をたっぷりと含む海洋深層水は、ふだん海水浴などで私たちが触れている海水とはまったく違うものなんです。
それこそが、私たちが海洋深層水に注目した点の1つになります。
次回は、基礎化粧品にとって、海洋深層水がとっても良質な素材であることについてお話しさせていただきます。